【vol.5】実施レポート：観光・アートで起業の旅@南砺市

更新日：2020/10/20　18:23

9月25〜27日の3DAYsで開催された第一回目「富山の新星！起業めぐりコース」。とやま移住旅行初となるオンラインでのツアーが無事終了いたしました！

5周年目にして初めてのオンラインツアー。
事務局スタッフ一同全て手探りで準備を進めていくなか、「離れていても富山をより近くに感じてもらえるように」「いつか富山に来る時のために“甘えられる人”を見つけてもらえるように」そんな思いを大切に、企画いたしました。
初のオンライン開催で不慣れなところもありましたが、参加者の方々にはあたたかい気持ちでご参加いただき、本当にありがとうございました！

さて、今回はそんな「富山の新星！起業めぐりコース」の旅の様子を振り返ってご紹介したいと思います。まずは1日目、9月25日に開催された「観光・アートで起業の旅＠南砺市」をのぞいてみましょう。

とても気さくで笑顔の可愛い今回の旅の案内人、松井さん

この旅のガイドを務めるのは南砺市でアーティストとして幅広い活動をしている松井香楠子さん。東京都から富山県南砺市へIターン。地域おこし協力隊として3年間の任期を経て、現在は作家として作品の制作や、ワークショップ等のイベント企画を行なっています。さらに地域の公民館で働いたり、ライターとしても活動したりと持ち前の明るさと行動力で幅広い場所で活躍されています。

オンライン移住旅行スタート！

最初のセクション、「松井さんのくらし・しごと紹介」では、松井さんのくらしとしごとの様子がわかるムービーを見ながらみんなでバーチャル訪問。松井さんの作家活動の様子や空き家を改築した自宅、地元の方々とおしゃべりしながらたまごを分けてもらう「たまごの会」など、松井さんのリアルな日常を覗き見させていただきました。

その後はムービーを振り返りながら松井さんの移住してきた経緯や、南砺市のおすすめスポット、地元の人々との交流についてなど、リアルタイムでも色々な話をしていただきました。
ツアー中に公開した松井さんのくらし動画・しごと動画をぜひご覧ください！
▶︎しごと動画はこちらをチェック
▶︎くらし動画はこちらをチェック

まずは、くらし・しごとムービーを見てバーチャル訪問！

さらにリアルタイムで動画の内容を補足。松井さんに根掘り葉掘り質問…！

動画以外の内容も写真を使って紹介。これは松井さんが南砺市の「光徳寺」で企画したイベントでの1枚

松井さんのくらしとしごとを紹介いただいた後、休憩を挟んで次は松井さんのレクチャーのもとみんなでワークショップにチャレンジ。松井さんは、地域おこし協力隊の頃の仲間たちと「うごく巣」というチームを組み、ワークショップなどのイベントを企画しています。今回は「うごく巣」のみなさんにも準備にご協力いただき、五箇山和紙で「香り付き手刺繍ハガキ」を作りました。刺繍で作るのはこの季節にぴったりの「満月」と「ススキ」の絵。この移住旅行のために新しく秋らしいハガキの柄を考えていただきました！

松井さんの手元アップ画面で行程を確認しながらワークショップ

南砺市で作られた「五箇山和紙」に、伝統を紡ぎながら新しい挑戦に取り組む「松井機業」で作られた助絹、そして小矢部市の「ハーブガーデン平田」のハーブを使用した香り袋など、ワークショップの材料には富山ならではの素材が盛りだくさん。富山の伝統を感じられるこれらの素材について、松井さんとの関係を交えて紹介していただきながらワークショップを楽しみました。

参加者の皆さんからも質問が飛び交いながら、みんなで足並みをそろえて糸を縫い縫い…。それぞれ出来栄えを画面に見せながら、松井さんの進行のもと手刺繍ハガキが完成しました。会話も弾み和やかなムードのなか、参加者の皆さんそれぞれの個性のある素敵なハガキが出来上がっていました！

ハガキが完成！

参加者の方も完成品をお披露目

ワークショップの後には、おつまみと飲み物を片手に最後のセクション「語りBAR：交流会」がスタート！松井さんのしごとムービーに登場した南砺市のお花屋さん「flannel」の河合恵さんや、河合恵さんのご主人で「南砺市地域おこし協力隊」の河合秀治さん、「うごく巣」メンバーでもある「南砺市地域おこし協力隊」の舘田さんなどのゲストも加わって、移住について、南砺市について、お話しやすい少人数のグループに分かれて交流しました。