【vol.4】実施レポート:とやまの街+町 輝く地元の企業たち①〜企業訪問&ランチ散策〜
更新日:2020/03/11 18:30
未来の移住者のためのスペシャルカスタマイズツアー【とやま移住旅行】。
今回は2月に開催したvol.4ラストのツアー、「街+町 輝く地元の企業たち」の様子をご紹介。
富山市・小矢部市・高岡市の3つのまちなかエリアを巡るこのツアー。富山のまちなか暮らしと言えど、まちごとで雰囲気はガラリと変わります。それぞれの暮らしぶりを体感しながら、キラリと輝く県内企業を中心に、さまざまなスポットを伺いました。
1日目は「富山市」からスタートです。それでは早速のぞいていきましょう。
バスに乗り込み、まずはオリエンテーション。
今回の全体ガイドは移住旅行ではもうお馴染みとなった大塚憲一さん。立山で観光ガイドを行う(株)トラバースの代表取締役を務めながら、4人のお子さんをもつパパさんでもあるIターンの頼れるお兄さんです。
バス内でのオリエンテーションを終えて…最初の企業「株式会社シー・エー・ピー」さんに到着です。
昭和54年創業の出版社・広告代理店。「Takt(タクト)」や「TJとやま」など、地元の人なら誰もが馴染みのあるタウン誌を制作している会社です。
入り口前では、代表取締役社長の酒井郁生さん、そしてスタッフの真部洋子さん、三ツ井晋さんのお三方が明るい笑顔で迎えてくださいました。
社長の酒井郁生さんはUターン経験者。富山の東部に位置する下新川郡入善町出身で、富山を離れて4年の間東京で生活していました。現在は家族とともに富山市での暮らしを満喫中。
スタッフの真部さんも移住経験者。大学進学を機に東京へ移り、その後富山へUターン。シー・エー・ピーを代表するタウン誌「Takt(タクト)」の元編集長でもあります。
そして三ツ井さんは東京日野市からIターン 。進学を機に富山へ移住し、その後シー・エー・ピーに入社。定年退職を控えている三ツ井さんはなんとこの日が誕生日!みんなでお祝いと労いの拍手を送りました。
そんな移住の先輩方に迎えられ、まずは2Fにある大会議室へ。
酒井社長からはシー・エー・ピーさんの会社概要や、商品紹介、幅広い取り組みなどについて教えていただきました。
ご用意いただいた資料の中には、酒井社長が前日に撮影した呉羽山展望台からの景色の写真も。当日は曇り空だったため、晴れた日の景色にみなさんも嬉しそうな様子。
タウン誌を制作している会社だからこそわかる富山の特徴についてもご紹介いただき、つい聞き入ってしまいました。
さらに、三ツ井さん、真部さんへインタビューです。
移住の経緯から仕事内容、富山の魅力など、たくさん語ってくださいました。お仕事でのエピソードも交えながらお話いただき、シー・エー・ピーさんの暖かい雰囲気が伝わってきました。
さて、いよいよ社内見学スタートです!
多くの雑誌を制作するシー・エー・ピーならではの書庫や、皆さんのデスクまで、隅々見せていただきました。いろんな県のタウン誌が並べられたブースもあり、「あ、この雑誌知ってる!」と盛り上がる参加者の皆さん。
誌面に修正点がないか確認するための校正紙など、専門的なものも見せていただき、出版社の仕事を間近で感じることができました。
社内見学のあとは社員の方々との交流タイム。くじ引きで3グループにわかれ、富山の生活や仕事内容についてのお話に花を咲かせていました。
三ツ井さんチームでは、三ツ井さんが担当し、都市部でも発行している観光情報誌「ねまるちゃ」の話題で大盛り上がり。ねまるちゃファンの参加者の方々もいて、「シー・エー・ピーさんで作っていたとは!」「あんな素晴らしいフリーペーパーはない!」と絶賛。感激のあまり記念写真を撮る方も。
その他のチームでも、富山の雪やコンビニ、スーパーの話など、誰もが気になる内容からコアな内容までたくさんの話題で盛り上がりました。
株式会社シー・エー・ピーの皆さん、ありがとうございました!これから発行される出版物も、楽しみにしています!
お腹がすいてきたな…というタイミングでお待ちかねのランチタイム。富山のまちなかといえばここ、「総曲輪(そうがわ)」に到着です。
まちなかで活躍するガイドの方々とともに、3チームに分かれてランチ散策がスタート。
まず1チーム目は、「一般社団法人地域・観光マネジメント」で富山の観光ビジネスを手がける塚本昌紀さんチーム。塚本さんご用達の美味しい鮮魚が楽しめる「一平寿司 本店」へ向かいます。
2階の座敷席へ案内していただき、早速お寿司をいただきます。「富山にきてお寿司を食べられるのは嬉しい!」と参加者の皆さん。
富山湾から水揚げされた海の幸を堪能しながら、移住の悩みや富山での生活について語り合いました。お店の奥さんも富山の暮らしぶりについて話をしてくださいました。
続いて城址公園の前を通って「川上鱒寿し店」へ。
富山といえばます寿司。店主さんが「お店によって酢の具合やお米の量が結構違う」と特徴を教えてくださいました。試食もさせてもらい、「あっさりしてて食べやすい!」と絶賛でした。
次に向かったのは杢目羊羹で有名な「鈴木亭」。店主さんは県外で修行し、富山へUターンした移住の先輩!たくさんお話をお伺いしました。
そして最後に江戸時代から続く老舗のあめ屋さん、「島川あめ店」へ。
笑顔の素敵な奥さんに迎えられて、富山のくらしやすさについてお伺いしました。そして、一つ一つ丁寧に手作業で作られる飴を試食。ほどよい甘さに癒されました。
2チーム目は、東京から富山へのUターンを経験した「株式会社EVERT」の蛯谷耕太郎さんチーム。蛯谷さんは現在、古いビルのリノベーション事業や、イベント・映像制作など、富山のカルチャーを発信する事業に取り組んでいます。
やってきたのは野菜たっぷりのヘルシーランチ&お弁当が楽しめる「FAMS deli(ファムズデリ)」。夜は居酒屋「DOBU6(ドブロク)」という別のお店が営業しており、場の有効活用がなされた特徴的なお店でもあります。
おしゃれで落ち着いた店内で早速ランチです。
「メインのおかずよりも野菜がモリモリなのが特徴」と蛯谷さん。盛りだくさんの野菜は県産のもので、富山の美味しい野菜に皆さん大満足でした。
富山で幅広い事業を手がける蛯谷さんに、「富山に移住しても仕事があるのか不安」と正直な悩みを打ち明ける参加者の皆さん。ランチタイムは富山の「しごと」について盛り上がりました。
続いて、蛯谷さんが携わっている新しく建設予定の商業施設を見学。
2006年に閉店した西武富山店の跡地に、商業施設とマンションが組み合わさった新しい商業ビルをオープンすべく、絶賛取り組み中なんだそうです。富山市のまちなかの新しいシンボルとなりそうな予感!
最後に訪れたのは休日には多くの人で賑わうサンドイッチカフェ「HOTORI」。ここは蛯谷さんが運営しているカフェで、2Fはミニシアター系の映画が楽しめるシネマカフェになっています。
それぞれ好きなドリンクを選んで、HOTORIのことや、蛯谷さんが移住をした経緯についてお話ししました。
3チーム目は、富山の子育て世代向けの情報発信やコミュニティスペースを運営する「mamasky」の代表を務める土肥恵里奈さんチーム。自らも子育てに奮闘しながら、バリバリ働いているパワフルなママさんです。
まず向かったのは富山市民プラザ内にあるカフェ「まるーむ」。子供と一緒でもくつろぎやすい掘りごたつの席もあり、子育てママに人気の場所です。ランチ中は富山の子育て事情をメインにみんなでお話しました。
続いて向かったのは「富山市まちなか総合ケアセンター」。所長の酒井敦子さんが施設内をご案内してくださいました。
ちょうど利用者がいないタイミングだったこともあり、施設内を見学!
子供を預けて少しベッドで横になれるような仮眠室もあり、子育てママを救いたいという工夫がたくさん。参加者の中にも子育て中のママさんがいて、「こんな便利な施設があるなんて!」と感心していました。
お次は総曲輪の商店街のアーケードを通り、カルチャーサロンやレンタルスペースなどが併設しているシェアスペース「マチノス」へ向かいます。
マチノスを運営している「株式会社ハミングバード」のコーディネーター茶谷美佳さんが建物内を案内してくださいました。ハミングバードの取り組みや、マチノスをどのように使っているかなど、たくさんのお話を伺いました。
さて、3グループそれぞれのランチ散策を終え、グランドプラザ前に集合した一同は、全員でもう少し散策を。グランドプラザの向かいにある複合施設「TOYAMAキラリ」へ。
ここTOYAMAキラリは富山市ガラス美術館や富山市立図書館、「麩」を取り入れた甘味やランチなどを扱うカフェなどが併設しており、学生からシニアまで幅広い年代の人が利用しています。
当日もたくさんの利用者で賑わっており、地元民から観光客まで多くの方々に利用されている様子が伺えました。
富山市立図書館スタッフの中村さんから施設の紹介を受け、皆さんそれぞれ自由に見学&休憩タイム。美術館を見に行く人や、カフェで休憩する人など、皆さん各々の過ごし方を楽しみました。
富山市のまちなかスポット総曲輪でのランチ散策が終了!
参加者の皆さんのことを考えて楽しい散策ルートを考えてくださったガイドの皆さん、本当にありがとうございました!
さて、1日目も早いことに折り返し地点。次はどんな出会いが待っているのでしょうか?
後半へ続きます!どうぞお楽しみに。