【vol.6】実施レポート:富山でくらす?海・まち・里山コース魚津編(Facebook Live)
更新日:2022/02/15 20:36
みなさん、こんにちは!事務局スタッフです。
2月11日(金・祝)に、今年度2回目となるオンラインツアー「富山でくらす?海・まち・里山コース」を開催いたしました。
今回は10:00〜「魚津市編」、14:00〜「立山町編」の2回に分けて、Facebook Liveにて配信。その様子を少しだけお届けします。
現地開催を目指して準備していた今回のツアーですが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、急遽オンライン開催に。「できるだけ多くの方に見ていただきたい!」という思いから、Facebook Liveで配信することが決定しました。
1時間という限られた時間でしたが、地元の皆様にたくさんご協力いただき、魚津市と立山町の「くらし・しごと」のことをお伝えすることができました!
ではさっそく、魚津市編から見ていきましょう!
前半は「魚津のくらし」、後半は「魚津のしごと」をテーマに魚津の町を巡ります。
進行の事務局スタッフ・名川とともにツアーを盛り上げてくださったのは、ブルーベリー農園「むかいさんちの農園」を営む向中野芳和(むかいなかの・よしかず)さん。
向中野(むかいなかの)さんは、魚津市役所で広報担当として勤務し、その後富山県果樹研究センターでの経験を経て「むかいさんちの農園」をオープン。2人のお子さんの子育てをしながら、奥様と一緒に農園の仕事をしています。
まずは魚津市ってどんなところなのかを伺うと、「海と山がとても近く美味しいものがいっぱい!そしてかつては城下町として栄えたので、平野部の街に行政機関やお店などがぎゅっと集まっていてとても便利」と向中野(むかいなかの)さん。
海の近くに文化が残っており、漁業を守る「たてもん祭り」などのお祭りも町を賑わせているそうです。
続いては中継を繋いで魚津の街をご紹介。魚津市で一番大きな商店街、通称「中央通り商店街」の周辺を歩いてみましたよ。現在はシャッターが閉じているお店も多いのですが、近年若い方々がお店をオープンするなど盛り上がりつつある期待のスポットです。
中継班が最初に訪れたのは魚津の関係人口案内所「タナノナカミセ」。このお店を運営しているのは地域おこし協力隊の丹羽貴行(にわ・たかゆき)さんです。
1区画を1000円で貸し出し、そのお店とお客様を繋ぐのが丹羽さんの役割。移住してまもなく3年になる丹羽さんは、商店街にある空き家をリノベーションしたことをきっかけに移住。現在はその建物に住みながら、新たな計画も立てているのだとか。今後の活動にも期待が高まります!
あっという間に移動の時間に。丹羽さんに見送っていただき、中央通り商店街を少し歩いてみます。
お肉屋さんやドーナツ屋さん、水だんごのお店の前を通り、ちょっと路地裏へ入ります。
続いて向かったのは、商店街を少し外れた路地裏にある佛檀屋さん「工房ヤマセン 辻佛檀」。4代目で漆職人の辻悟(つじ・さとる)さんに佛檀のことや、彫刻師の弟・辻亮(つじ・りょう)さんと始めたブランド「工房ヤマセン」の取り組みについて伺いました。
辻さんが新たなブランドを始めたのは、輪島で修行していた頃にイギリス人漆芸作家から言われた「自分が楽しんでいなければ人を楽しませることなんてできない」という言葉がきっかけだったそう。その時の思いや、今後目指す取り組みについて教えてくださいました。伝統工芸の魅力を伝える辻さんの取り組み、これからも楽しみです!
これにて中継チームとはいったんお別れ。中継チームが次のスポットに向かう間、空き家を購入したという向中野(むかいなかの)さんの住まいについてお話を伺いました。
さて、あっという間に後半戦。ここからは「魚津のしごと」をテーマに、マカロン店「ココマカロン」と、ブルーベリー農園「むかいさんちの農園」をご紹介させていただきましたよ。
中継チームが人気のマカロン店「ココマロン」に無事到着!
店主の大島恵(おおしま・めぐみ)さんは、結婚を機に富山に移住。ご自身が起業をしたことで、子育てをしながら個人事業主として働くことの大変さと、同じように悩みを抱えている方がいることを知り、フリーランスのママのための団体「ココママ」を立ち上げました。
今回はかわいいマカロンとともに、「ココママ」の活動に対する思いをインタビュー。今後は「オンラインでのやり取りが普及した今だからこそ、活動の幅をより広げていきたい」と語ってくださいました。
子育て中の向中野(むかいなかの)さんと名川も「ぜひ子育て中のママに知ってほしい!」「活用してほしい」とコメント。大島さん、貴重なお話をありがとうございました!
中継は以上で終了!ゲストの皆さん、ありがとうございました!
さて、続いて向中野(むかいなかの)さんに農園の仕事についてお話を伺いました。
魚津で生まれ育ちながらも、果物の町だということを大人になってから知ったという向中野(むかいなかの)さん。この文化を子どもたちにも伝えたいという思いで”採ってすぐ食べられる”ブルーベリーの農園を始めることにしたそうです。
これまでのことを振り返ってみると、魚津市で初めてのブルーベリー農家として、これまでたくさんの地域の方に助けてもらったのだとか。「この町だからこそやっていける」ことを強く感じていると語ってくださいました。
夏にはブルーベリー狩り体験や収穫の作業で大忙しなのだそう。ブルーベリーたちが冬の雪と寒さを乗り越えて、元気に育つのが楽しみですね!
農業の分野で起業を目指す方へのアドバイスもいただきましたので、ぜひ動画もチェックしてみてくださいね。
最後に向中野(むかいなかの)さんより、「魚津はやりたいことに集中できる場所です!ぜひ足を運んでみくださいね」と移住検討者の皆さんにメッセージをいただきました。
これにて魚津市編は終了!魚津市の皆さん、ご協力ありがとうございました!
アーカイブ動画はYouTubeでも配信しております。ぜひご覧ください!
【富山でくらす?海・まち・里山コース 魚津編】
https://www.youtube.com/watch?v=pAurr2IUXPU/
続いては午後に行われた立山町編のレポートをアップします。
お楽しみに!