【vol.3】実施レポート:とやまの新・地域ビジネス くらし・しごとツアー④
更新日:2019/03/18 11:50
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だんだんと日が沈んできたころ、バスは氷見市へ。
今回の対話・交流、そして宿泊先は「移り住みたくなる宿 イミグレ」。2018年11月にオープンしたばかりの、食・景観・人の氷見の良さが3拍子で揃う、移住を考えている人にはうってつけの宿です。
お待ちかねのご飯の前に、「対話」の時間。富山で暮らすこと・働くことについて参加者と住民が意見を交わします。
第1回や第2回でも好評をいただいた「対話」。
今回も参加者の人には富山に住むにあたって気になること、不安なことを書き出してもらい、住民・受け入れ側の皆さんにはその質問や不安に答えてもらいつつ、自分が参加者の皆さんに伝えたいこと、移住する時に知っておきたかったことを付せんに書いてもらいました。
今回参加してくださった住民の方々はほとんどUIターン経験者。氷見市や小矢部市の地域おこし協力隊や、氷見に移り住んで何十年のベテランの方などさまざまです。
飛び出した質問は「冬はどれだけ寒い?」「車がなくても暮らしていけるの?」など基本的な生活のものから「蒔ストーブってお金がかかる?」「虫はたくさんいる?」など具体的なものまで。起業や住まい、子育ての支援制度のお話もたくさん出ました。
積もる話は交流会でじっくりお話してもらうとして…、いよいよお待ちかねの夕食です!氷見産の野菜や魚がふんだんに使われた食事の数々。ローストビーフやマグロの刺身など、人気のものは数十分で空になっていましたよ。
今回はなんと出張クラフトビールも!明日お伺いする「ブルーミン」さんにケータリングをお願いし、ブルーミンさんオリジナルの湊川エールとフルーツビール(今回はデコポン)を持ってきていただきました。
ビールが苦手で…という人にもおすすめしたいブルーミンさんのビール。普段は苦手で飲まない参加者の方も、ビールが美味しい…!と目を丸くしながら美味しそうに飲んでおられました。
美味しいお酒と料理で、話に花が咲き乱れている最中には、「イミグレ」のオーナー・松木さんにこの施設を建てるまでの経緯をお話いただきました。
大学進学を機に氷見市を出た松木さん。卒業後も大阪でバリバリ働いておられたそうですが、ある日故郷・氷見市が消滅可能性都市であることを知ったそう。衝撃を受け、Uターンを考え、そして決意。なんとその時間わずか5分!強い思いと勢いで戻ってきた松木さんのトークにみなさん興味津々でした。
お酒も入ったことで、昼間聞けなかったことや実はこれも気になってて…みたいなこともお話できたようです。
深酒はそこそこにして…明日は氷見市の街中をまわります!明日はどんなお話が聞けるのでしょうか?次回レポートをお楽しみに!