【vol.3】実施レポート:とやまの新・地域ビジネス くらし・しごとツアー③

更新日:2019/03/15 14:15

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射水市をあとにして、バスは高岡市へ。
高岡市では「蜂の巣」と「COMSYOKU」を訪れました。

まず訪れたのは、広々とした田んぼの中にある「蜂の巣」。ひとつの古民家の中に、雑貨屋さんや床屋、カフェなどのお店が入る小さな複合施設です。

3色の淡いカラーが入ったのれんが目印

迎えてくれたのはオーナー・茅原さんと「御伽屋」の店主・能登さん。茅原さんは「蜂の巣」のオーナーだけでなく、中に入る雑貨屋やカフェも切り盛りしています。

まずは店内をぐるりと見学。これ気になるね~、あれかわいいね~と会話が飛び交います。じっくり見たい気持ちを抑えつつ、茅原さんと能登さんのお話をお伺いしましょう。

元々は茅原さんのおばあちゃんの家だったお家。茅原さんは、以前高岡の街中でお店を持っていましたが、空き家になるならと移転を決意。大きな家なので1店舗じゃもったいない!といくつかのお店を密集。現在は雑貨屋やカフェ、脱毛サロンなどの5店舗が入る“巣”です。

質問にせーの!で答えるフリップ形式に


参加者の皆さんにサイコロを降ってトークのお題出しをしてもらいました!

お話は、どこかで見たことのあるサイコロトークで。「蜂の巣に出店してよかった話」「蜂の巣がもっとこうだったらいいなと思う話」「日常のちょっとうれしいことは?」など、さまざまなテーマが出しました。

お話のあとはお待ちかねのお買い物タイム。手ぬぐいの種類は県内トップクラスという「蜂の巣 あうん」やおしゃれなレザークラフトが並ぶ「御伽屋」に皆さん釘付け。茅原さんや能登さんとのおしゃべりも楽しみました。

あれもこれも気になっちゃいますね!

レザーの特徴や長持ちさせる方法なども聞けました

お店の外には井戸水が。冷たい…と思ったら実はちょっとあたたかい?

「蜂の巣」のみなさん、ありがとうございました~!

次は「蜂の巣」からほど近くにある「COMSYOKU」へ向かいます。

土曜の夕方ということもあり、買い物客で賑わう大阪屋ショップ

県内で数十店舗を構えるスーパー「大阪屋ショップ」の2階に入る「COMSYOKU」。実はここ、コワーキングプレイスなんです。

20187月にオープンした「COMSYOKU」には、フリーで活動している人はもちろん、会社勤めの方や学生などさまざまな人が行き交います。広いスペースやキッチンもある施設内。会員同士がコミュニケーションをとれるアイデアも散りばめられています。

見取り図でまずは全体像を把握しました

案内してくれるのはマネージャーの大坪さんと、会員で小矢部市の地域おこし協力隊でもある武井さん。

まずは紹介ムービーを見て施設内をぐるっと回ります。会員以外でも使える部屋や打ち合わせに最適な部屋、ヨガなどを開催している少し広めな部屋などなど、お部屋の種類も豊富です!アイデアもたくさん湧いてきそうですね…!

大坪さん自身もUターン経験者。大学や新卒時代のお話も面白く紹介してくれました

お隣の小矢部市から通う武井さんは埼玉出身

続いて会員代表として武井さんのお話。「COMSYOKU」との出会いや良いところはもちろん、(マネージャーの前で言いづらいかもしれない)悪いところも包み隠さずお話ししてくれましたよ。

大坪さんと武井さんのお話から、普段の2人の仲の良さが伝わってきます

質問タイムも盛り上がりました!

拠点を持ちお店を営む「蜂の巣」、拠点を持たずに事業を行う「COMSYOKU」との対比も楽しめた2つの施設。皆さん、それぞれの良さを受け取ってくれたようです。

高岡市に別れを告げ、次はお隣・氷見市へ向かいます!そろそろ小腹がすいてきましたね。食材が豊富といわれる氷見市ではどんな体験が待ってるのでしょうか

次のレポートをお楽しみに!