【vol.4】実施レポート:とやまの街+町 輝く地元の企業たち②〜企業訪問、対話&交流会〜
更新日:2020/03/23 13:36
未来の移住者のためのスペシャルカスタマイズツアー【とやま移住旅行】。
前回に引き続き、今回は2月8日〜9日に開催されたvol.4「とやまの街+町 輝く地元の企業たち」のレポートをお届けします。
富山市まちなかでランチ&散策を終えた御一行が次に向かったのは、富山市のまちなかから車を15分ほど走らせた場所。「よきもの」にこだわったスーパーマーケット「黒崎屋」さんです。
ここは富山市の「黒崎鮮魚店」が2019年3月に「黒崎屋」としてオープン。
それまでは鮮魚店として営業していましたが、現在の店舗では鮮魚や肉の加工品、青果、お惣菜など県内でこだわりを持って作られた商品が並んでいます。
そして一般のお客様への店舗での販売だけではなく、飲食店を営む方々に向けて、鮮魚のネット販売や取り置きなどの対応も行っているそう。その取り組みと想いを伺ってきましたよ。
迎えてくださったのは代表取締役社長の黒崎康滋さん、そして青果・加工品を担当する奥様の陽子さんです。
土曜日ということもあり、店内はお買い物中のお客様でいっぱい。少し奥に入り、お話を聞かせていただきました。
飲食店の方々ができるだけ鮮度のいいものを安定して購入できるよう、飲食店関係者を対象に取り置きやネット販売も行っている黒崎さん。いかに鮮度を落とさずに、良い状態で提供するかということを大切に日々研究を重ねているそう。
青果・加工品の担当でもある奥様の陽子さんは、黒崎屋オープンの際にこの部門を任され、お店で販売する商品を求めてご自身で生産者を訪ねて回りました。オープン当初は35件だった生産者は現在なんと95件。今では生産者の方からぜひ黒崎屋さんで取り扱ってほしいと連絡をもらうことがほとんどだと言います。
生産者を大事にする、そして飲食店に安定した商品を届けることを大事にしながら地域の「食」に向き合う姿に、参加者の皆さんも改めて富山の「食」への意識の高さを実感したようです。
お話を伺った後はみなさんお待ちかねのお買い物タイム♫短い時間ではありましたが、お買い物はもちろん、鮮魚売り場の奥にある生簀を見せていただいたり、陽子さんにお話を伺ったりと、充実した時間を過ごさせていただきました。
黒崎さん、お忙しいなかあたたかく迎えてくださり、ありがとうございました!!
このあとは、再びバスに乗り宿泊場所へと向かいます。
今日の宿は、まちなかにある創業昭和24年の「喜代多旅館」。2019年10月にリニューアルオープンし、県内外の人々から注目を浴びている旅館です。
まずは女将の濱井憲子さんが、館内をぐるっと案内してくださいました。
共有スペースや仮眠室、大広間、共同浴場にキッチンまで揃っています。大広間や仮眠室は予約すれば時間貸しも行なっているそう。県外の宿泊客だけではなく、地元民も気軽にできる宿にみなさんも興味津々です。
チェックインを済ませた後は、富山市で活躍するゲストを迎えて対話を行いました。全体ガイドの大塚さんの進行で終始あたたかい雰囲気に。
ゲストとして参加してくださったのは、野菜ソムリエ上級プロの田中美弥さん、ATLIER tableの山崎亮子さん、社会福祉法人勤務の佐治直さん、そしてランチ&散策でガイドをしてくださった蛯谷さんと土肥さんです。
自己紹介の後は「不安なこと、聞きたいこと」を参加者のみなさんに書いていただき、テーブル内で意見交換をしていただきました!仕事や人間関係、天候など様々な質問がでましたが、やはり一番多いのは「暮らし」についての質問。
ゲストのみなさんが、経験談も踏まえつつ丁寧に答えてくださいました。
対話のあとは、みなさんお待ちかねの交流会です♬
喜代多旅館の1階にあるカジュアルフレンチのレストラン「ビストロ・カドゥー」で夕食をいただきます。
パティシエでもあるオーナーシェフの林さんが、前菜からデザートまですべてのお料理を作ってくださいます。この日は富山らしい食材を使ったメニューもご用意いただきました。
先ほど館内を案内してくださった喜代多旅館の女将・濱井さんの乾杯の音頭で交流会スタートです。
交流会には喜代多旅館のスタッフで移住者の眞下さんも参加してくださいました。お打ち合わせの際に、眞下さんも移住者だと打ち明けてくださり、このツアーに親身になって対応してくださいました。大変お世話になりました!
楽しい時間はあっという間です。林シェフ、美味しいお食事をありがとうございました!
解散後、二次会で街に繰り出す方々も。この機会に地元のディープなスポットを巡ってきたそうですよ♩
2日目は小矢部市を高岡市を巡ります、どんな出会いが待っているのでしょうか…?
2日目のレポートもお楽しみに!