【vol.4】実施レポート:とやまの里+海 自然の恵みたち②〜魚津周遊&空き家見学&対話・交流会〜
更新日:2020/02/18 15:00
未来の移住者のためのスペシャルカスタマイズツアー【とやま移住旅行】。
とうとう富山でも雪が降ってきた2月、第3回の「街+町」も終えて、富山移住旅行全てのツアーが無事終了しました。ご協力してくださった皆さん、そして何よりこのツアーに興味を持って参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
さて、今回は前回の実施レポートに引き続き、11月に開催した「里+海 自然の恵みたち」ツアーの様子をご紹介します。
立山町を後にした一同が向かったのは蜃気楼の町、「魚津市」。
広大な立山連邦の麓に位置する立山町から街並みの雰囲気はがらりと変わり、日本海に面した漁業の町へやってきました。今回はどんな出会いが待っているのでしょうか?
まず迎え入れてくださったのは魚津市定住応援室の高瀬大樹さん。
魚津市を知り尽くした高瀬さんの頼もしいガイドで、まずは「海の駅 蜃気楼」へ向かいます。
すぐそばに魚津漁港がある海の駅蜃気楼には、水揚げされたばかりの新鮮な旬の魚が並びます。
その他にも旬の野菜や水産加工品など、数多くの地元の特産品がずらり。
海の駅蜃気楼を一通り見学した後、高瀬さんから魚津の「たてもん祭り」のご紹介。
「たてもん祭り」は毎年8月に行われる魚津市のお祭り。大漁祈願として行われる、漁師町ならではの伝統的なお祭りです。
海の駅蜃気楼の外へ出ると、穏やかに広がる富山湾のお出ましです。
今回のツアーはじめての海に一同うっとり。
立山町から魚津市へ、その過程にも富山の山と海の近さを体感させられます。
次に向かったのは、県内で隠れた人気をみせる「魚津埋没林博物館」。“埋没林”と“蜃気楼”、富山湾の不思議のふたつに出会える博物館です。
魚津市は幻想的な埋没林と蜃気楼でも有名な土地。国の特別天然記念物に指定されている「魚津埋没林」があり、江戸時代以前から蜃気楼の名所としても知られています。
2018年4月にリニューアルオープンし、さらに多くの方に楽しめる施設になりました。リニューアル時に館内に新たにオープンしたカフェでは魚津産や富山県産のフルーツを多く使用したケーキが有名。地元に愛され、人気を誇っています。
ひんやりとした館内で、魚津の土地や性質について肌で触れた一同は空き家見学へ。
ぜひ「移住を考えている皆さんにお会いしたい!」とたくさんの地元の皆さんがお出迎え。魚津市の空き家事情を詳しく教えてもらいました。
地元の皆さんのほかに、富山県にUIJターンした”移住の先輩”らも合流し、【対話の時間】がスタート。
中には前年度のとやま移住旅行をきっかけに富山へ移住された方や、立山町でランチガイドを務めてくれた佐藤さんもいらっしゃいます。
全体ガイドの森田さんをファシリテーターに、2つのグループに分かれて富山で暮らす不安や疑問をみんなで出し合いました。
参加者の皆さんからも「実際移住してから、仕事はあるのか」「やっぱり雪が不安…」など、具体的な不安や悩みの声がたくさん。それに対して受け入れ側の皆さんは富山の良いところ、悪いところをリアルに伝えながら、さまざまなアドバイスをしてくださいました。
参加者さんの悩みはもちろん、”移住の先輩”たちも長年富山に住んでいる方たちから見ると、まだまだ富山に引っ越してきたばかりの新米たち。
そろそろ訪れる冬の車の対策もたくさん出ていましたよ。(富山にUターンしたスタッフも冬を越すアドバイスをたくさんもらいました…!)
各チームで多種多様な意見が出ていました。
盛り上がりを見せる中ではありますが、そろそろお時間。いよいよ交流会です!
今回のお店は、魚津市役所のみなさんも御用達という、地元の人たちにお馴染みの居酒屋「源助」!
魚津の新鮮なお魚を堪能しながら、対話の時間では話し足りなかった、移住のことや富山の話に花を咲かせました。
富山の地酒を囲みながら、「里+海 自然の恵みたち」1日目が終了!
魚津は県東部屈指の歓楽街で、「柿の木割」という美味しい居酒屋が並ぶエリアがあります。
はしごしたいお店に迷ってしまう…そんな楽しい地域で、2軒目を楽しんだ方もいらっしゃったようですよ。
さて、2日目はいよいよ最後のまち・上市町へと向かいます。
レポートは近日UP予定!どうぞお楽しみに。