【Vol.6】実施レポート:富山で育てる? まち探検コース 〜交流会「裏とやま移住旅行」〜

更新日:2021/10/12 11:56

こんにちは!事務局スタッフです。

「富山で育てる? まち探検コース」レポートの後半は、9月25日(土)午後に開催した、オンライン交流会「裏とやま移住旅行」についてです。

「裏とやま移住旅行」とは、富山県民と先輩移住者をゲストに迎え、富山の暮らしや仕事についてざっくばらんに語り合う企画です。本ツアーに比べてゆるゆるとした雰囲気の中で行われ、少人数グループに分かれての対話タイムもあり、本音が次々と飛び出す“ぶっちゃけ”時間となりました。その模様を少しだけご紹介いたします。

ご職業も富山との出会いもさまざま!個性豊かなゲストの皆さんです

まずは、「ご自身の移住経験をもとに、富山県のあれこれをぶっちゃけてくださったゲストの皆さんです。(順不同)

*東 るにさん/午前の部ガイド、東京よりIターン、フリーライター、「焼き菓子のお店única」店主

*山口 円華さん/午前の部ゲスト、関西よりUターン、「県民公園 太閤山ランド」のスタッフ

*大島 康寛さん/午前の部ゲスト、東京よりUターン、会社員

*土肥 恵里奈さん/生粋の富山県民、株式会社ママスキー 代表

*多賀野 公太さん/千葉よりIターン、ゲストハウス「タカズーリ喜多」オーナー

*森田 由樹子さん/東京よりIターン、株式会社エコロの森 代表

 
参加者の皆さんにゲストの本音を聞いてもらいたいという想いのもと、少人数に分かれてトークできるオンラインツールZoomの機能を活用し対話を行いました。1時間半の交流会でお話ししたテーマは以下の5つ!

「おすすめの子育てスポットは?」

「ママ・パパの繋がりはどこでどうやってできる?」

「ぶっちゃけ、移住して収入は増えた?減った?」

「移住者同士の繋がりはどこで作るの?」

「移住の決め手は何?」

 
移住を検討している子育て世代の方であれば、どれも1度は気になったことがある事柄ではないでしょうか。
どのテーマもとても盛り上がり、話す時間が足りないくらいでしたが、特に参加者の方から不安・心配の声が聞かれたのは「移住後の人付き合い」の話。見知らぬ土地で知り合いがいないなか、生活をスタートさせるのはどんなに社交的な方でも不安が多いですよね。
 
今回ご参加いただいた先輩移住者の皆さんは、人脈をどんどん広げて、県内さまざまな場所で活躍している方ばかりです。どんな秘策が出てくるかな?と思っていたのですが…意外にも「実は人付き合いが苦手で、人見知り」という方が多いことが判明…!では皆さんどのようにコミュニティを広げていったのでしょうか??
 
・勇気を出して、地域が主催する会・団体に入ってみる(児童クラブ、町内会、PTA、青年団、婦人会など)

・興味のある分野のコミュニティをSNSで探して参加してみる

・先輩移住者が多く出展しているイベントに参加してみる

などがあがりました。まずは、「誰か一人」と繋がってみることが大事だそうです。そうすれば、その人を基点としどんどん知り合いが増えていくのだとか。
そのほかにも、なかなか話す機会がない「お金の話」では、ほぼ全員が「移住後は収入が減った」と回答。家賃や食費など生活面での出費が減った人も多いそうですが、なかには「収入が1/10になったよ…」なんて方も。けれど、不思議と不満はないとのことでした。その大きな理由の一つは、「以前の生活より、心の余裕ができたこと」。午前の部でご紹介した「ぶっちゃけアンケート」にもありましたが、自然に囲まれて過ごすことは、思っている以上に心にゆとりと安らぎを与えてくれるそう。仕事意外に夢中になれるコト・モノがあることで、ストレスを溜め込む時間が減ったと教えてくださいました。

 
自然の中で暮らす素晴らしさなど、参加者の皆さんが予想していた事柄もあったかと思いますが、先輩移住者の方の実感のこもった声を聞くと、とても説得力があり、皆さんとても真剣に耳を傾けていらっしゃいました。1時間半の交流会終了後も、参加者の方からの追加質問に皆さんがお答えするなど、最後まで和気あいあいと交流することができました。
 
土曜日のお忙しい中、ご参加くださった参加者の皆さん、本当にありがとうございました。富山県への移住に少しは興味を持っていただけたでしょうか?
富山県移住担当、定住コンシェルジュの皆さん、事務局スタッフをはじめ、いつでもお待ちしておりますのでお気軽にご相談ください。そして、自由に行き来ができるようになったらぜひ一度、富山にお越しくださいね。きっと、もっともっと富山を好きになっていただけると思います。

最後になりましたが、先輩移住者の皆さん、たくさん魅力を伝えてくださり本当にありがとうございました!