【vol.2】実施レポート:とやまのヒト、イマ、企業 くらししごとツアー③
更新日:2017/11/08 14:27
企業訪問②「北日本放送株式会社」
移住旅行1日目の午後。
地元では“KNB”の愛称で親しまれている、日本テレビ系列の放送局「北日本放送株式会社」を訪問です。
1952年の開局以来、“最も必要とされる放送局であり続けること”という経営理念のもと、
富山県内のニュースや最新情報をテレビやラジオから発信していらっしゃいます。
若者のテレビ離れが叫ばれる昨今、時代に挑むべく斬新な番組を果敢に作り続ける北日本放送さん。
さらに地域での視聴率は毎年ナンバーワンをキープ。まさに富山という地域を愛し愛される、放送局なのです。
なんと今回は「とやま移住旅行」のために、スペシャルなイベントもご用意いただきましたよ。
まず迎えて下さった、北日本放送株式会社・取締役の島谷さん。
長年にわたり放送局員としてこの地域を見てこられました。
同じく経営管理部長の池田さん。
参加者一人ひとりに声をかけていただき、ていねいにご案内いただきました。
まずはラジオのスタジオに移動し、生放送番組「5時間耐久ラジオ」の見学からスタートです。
“完全無欠のロックンローラー”高原兄さんがDJを務める、地元で大人気のラジオ番組です。
ここで、スペシャルサプライズ。
なんと参加者数名を、飛び入り生出演させていただけるとのこと!なかなかないメディア出演のチャンス、「我こそは!」と名乗り出た数名が、生出演することに。
参加者のために生歌を披露して下さった、パーソナリティの高原兄さん。
ウェルカムモード全開で迎えて下さった高原さんのサービス精神に、スタジオ全体に笑い声と手拍子が響きます。
実は北日本放送さんでは、富山県民110万人総出演をめざし、県民に積極的にラジオ番組に出演していただくという取組みを行っているのだとか。
県民に寄り添った、アツい番組制作をしていらっしゃいます。
続いては、テレビのスタジオ見学へ。
ニュース番組や情報バラエティ番組の収録に使われているスタジオの様子に、皆さん興味津々。
めったにないスタジオ見学の機会とあって、参加者はキャスター席に座ってニュース原稿を読んでみたり、放送の裏側をお聞きしたり・・・。
北日本放送では番組制作のほか、リレーマラソンや秋の収穫祭、コンサートの開催など地域に密着した事業にも積極的に取り組んでいるのだそう。
番組づくりや経営理念、地域に根ざした取組みについてじっくりとご説明いただいた後は、質疑応答タイムです。
営業部2年目の寺田さんは、東京からのUターン。奥様の出産を機に富山への移住・転職を決意されたそう。
参加者からは富山での転職事情やメディア業界の実情など、富山で働くことについての質問が飛び交いました。
“都会での生活に疑問を感じていた”という、先輩移住者である寺田さんの経験談には、皆さん頷きながら熱心に耳を傾けていました。
その後、本社を後にした参加者一同は、“世界一美しい景観のスターバックス”のある富岩運河環水公園を横目に眺めつつ、公園向かい側に建つ別館「KNBいりふねこども館」へ。
「KNBいりふねこども館」は、“地域に暮らす人々への恩返しがしたい”との思いを込めて2015年にオープンした、テレビスタジオを体感できる施設。
さまざまなアトラクションや数百冊の絵本を自由に楽しめる小屋など、五感を使って遊べる施設です。
北日本放送さんは、地域の親子が楽しめるようにと入場無料で施設を開放していらっしゃいます。
地域に寄り添い、挑戦し続ける北日本放送さん。局員の皆さんの熱意あるお話に移住後の未来を馳せつつ、北日本放送さんをあとにしました。
バスはこの後、夜のお楽しみ・交流会会場へと向かいます。
北日本放送さん、ありがとうございました!