【経過報告】 自分の場所は、自分でつくる(つくる企てる:出会う人と訪問先のご紹介)

更新日:2017/02/18 11:24

ロケのセットのような内川の風景。

とやま移住旅行の1つめのコース、【つくる・企てる くらし・しごとツアー】の経過報告第7弾。富山県西部を中心に、新しいしごとを生み出している方々とその周辺を巡るコースです。

今回は、射水コースのさわりをご紹介。
一緒にまち散策ガイドをするのは、元・富山県定住コンシェルジュでもある明石あおいです。京都で生まれ富山で育ち大学進学とともに東京へ。日本各地の地域活性化やまちづくりのお手伝い…特に「人」と「活動」と「場」をつなぐお仕事に20年近く関わらせていただきながら「暮らしも仕事も地域貢献も、地に足をつけてやりたい」という思いを強くし、7年前にUターン。現在はまちづくりとデザインの会社・ワールドリー・デザインを営んでおります。

今回の射水コースでは、最初にLETTERさんのある小杉地区(途中経過その3をご参照ください)をめぐった後、新湊地区の内川沿いでランチ&散策&体験をします。

内川沿いの木造家屋密集地帯。お隣の家とぴったりとくっつきながら川のカーブに沿って連なる独特の景観は、まるで映画のセットのよう!はじめて目にする衝撃はかなりのものです。でも、その実は空き家も多く、くっつき合った家々は壊すときには一気になくなるので、近年、町並みが目に見えて変わってきました。防災、防火対策のため、細い路地の整備や集合住宅の建設なども進んでいます。

町家SOHOは、ほそ長ーい納屋を改装して、駐車場つきの小さな仕事場にする予定です。入居者募集しているらしいです!

そんな内川周辺散策のテーマは、
ずばり〝アンダーコンストラクションとDIY〟。
畳屋さんをリノベしたカフェ「uchikawa六角堂」の店長・北原夫妻(Kazuki&(Sarasa)を訪ねてランチの後は、この春オープン予定の、小さなキッチン&お菓子の店「Lupe」の西田 芽以さんと一緒にちょこっとお店づくりのDIY体験を。内川沿いの味わい深い地元商店街の散策と人々との交流を楽しみつつ、現在リノベ真っ最中の小さな貸しオフィス「町家SOHO」、完成しているのに建設中みたいなワールドリー・デザインの社屋「ma.ba.lab.(まばらぼ)」も訪れます。


uchikawa六角堂・店長。東京出身の北原さん。ツアー当日は奥様の更紗さんが主にお話をしてくださいます。

小さなキッチン&お菓子の店「Lupe」の完成予想図をさらさらと描いてくれる西田さん。地元の作家さんの作品なども置くそうです。

「Lupe」さん入り口。この扉も自分たちで塗ったそう。微妙に色が違うのは、味わいです。

もとお米屋さんをリノベした「ma.ba.lab.(まばらぼ)」。正面の「さまのこ(=格子)」を外して窓掃除をしているところです。

もとから住んでいる人には、その地域の【当たり前がどれほど特別なものなのか】という視点はなかなか持てません。また、生活の中に染み込んでいる風習や考え方などはカタチがないのでさらに分かりにくいものです。そういうことを敏感に察知できるのは、実は地域外の人だったりします。

射水コースでは、【自分たちのできるところから、小さくても確実に変えていく】というDIY精神で、少しずつ〝場〟と〝シゴト〟を作りはじめている移住者たちとその周辺に会いに行きます。

町家SOHOのDIY風景。ベースは腕の確かな宮大工さんにお願いしつつ、できるところは自分たちでもやりたい!と、板に柿渋を塗ってます。

いつの時代も地方の暮らしのベースにあったのは、【なければ、つくればいい】【自分たちのものは自分たちで】というDIY精神ではなかったでしょうか。

完成していない、途中の状態だからこそ。

あなたの関わる余地も活躍できる場所も見つけられるかもしれません。
そんな場所やきっかけをぜひぜひ探しに来てくださいね。

この「つくる・企てる くらし・しごとツアー」の
お申込み期限は、2/20までですので!お早めに!

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現在、富山県内の移住者の総力を挙げて、
スペシャルコンテンツを企画・調整中!
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【コース1】地域おこし・起業コース
 「つくる・企てる くらし・しごとツアー」
 2017年2月25日(土)~26日(日)
※このコースのお申込み期限は2/20まで!お早めに!※
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2/25(土)集合時間目安(富山空港 9:15、富山駅9:45)
2/26(日)解散時間目安(富山駅15:30、富山空港16:00)

ツアー詳細はこちら/お申込みはこちら
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定員15名
参加費:おひとり10,000円(1泊4食・移動つき)
※富山までの旅費交通費は各自ご負担ください。
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