【vol.2】実施レポート:とやまのヒト、イマ、企業くらし・しごとツアー⑥

更新日:2017/11/08 15:20

企業訪問③「正栄産業株式会社」

2日目に訪れたのは建築事業から、インテリア事業、飲食事業、介護事業まで、生活文化に関わる幅広い事業を手掛けている「正栄産業株式会社」です。
2017年には富山市愛宕町にある、共働き世帯のための2つの住まいがグッドデザイン賞を受賞。まさに今、勢いのある企業です。

今回はそれぞれの事業に関わる施設を見学するため、常務取締役の西野さん、企画室の石黒さんとともにバスで移動。車内ではお二人から事業についてのお話を伺いました。

同乗してくださった西野さん。車内で予習中です

西野さんはご自身の体験談も語ってくださいました。大学で上京した西野さんは20年近く県外で生活したのち、ご家族で富山へIターン。富山での生活は、「職場と家の往復の日々ですが、お金をあまり使わなくなりました」とのこと。ご家族との時間も大切にされているそうです。

まずは日本海側最大級の総合住宅展示場、ジュートピア富山へ。
ここでは建築事業の「SHOEIの家」とインテリア事業の「ACTUS」が作った一戸建てのモデルハウスを見学。取締役副社長の加藤さんが富山の住まいの傾向や、正栄産業さんの特徴についてお話をしてくださいました。住まいについては参加者のみなさんも気になるご様子。
積極的に質問される方もいらっしゃいました。

西野さんと加藤さんに案内していただき、一戸建てを見学

続いては、個別機能訓練を行うデイサービス施設、きたえるーむ富山萩原へ。
介護事業では、県内に機能訓練専門デイサービスが2か所、サービス付高齢者向け住宅が3か所あります。
この施設は、独自の短時間のプログラムを組んでおり、気軽に機能訓練に取り組めるのが特徴。柔道整復師を中心とした認定トレーニングスタッフがサポートするので、短時間でも効果的な訓練ができます。

実際に訓練で使用する機械を体験

続いて伺ったのは家具や雑貨を取り扱うインテリアショップ、アクタス富山。店長の福岡さんが一戸建てを購入する場合の家具の揃え方や、富山県民のお買い物事情について教えてくださいました。
店内にはソファやベッドなどの家具から、キッチン道具まで幅広い商品が並びます。最初に伺ったモデルハウスでもアクタスの家具や雑貨を使用。暮らしのイメージが湧いてきます。

アクタス富山店長の福岡さん

アクタス富山の裏にある、一戸建ても見学。ここは収納部屋です

最後に伺ったのは富山ガラス工房の敷地内にあるガラスカフェ・クリエ。工房で作られたグラスや器で食事を楽しむことができる魅力的なカフェです。
店舗奥にあるガラス工房を見学した後は、ガラスカフェ・クリエの古井さん、飲食事業部長の三浦さんにお話を伺いました。愛知県からの移住された三浦さんからは、移住の実体験や、社員へのサポートについてのお話も。

社員とともに成長していくことを大切にしている正栄産業さん。子育てをされている方も多く、育児休暇への配慮など、社員が長く働ける環境づくりをされているそうです。

移住の先輩、三浦さん

最初から最後まで同行してくださった石黒さんありがとうございます!

古井さん自慢のスイーツ。参加者のみなさんから感動の声があがりました

家が完成してから50年以上経っても、できる限りお客様と信頼関係を築いていくため、2012年より介護事業をスタート。正栄産業さんの多岐に渡る取り組みは、お客様との関係を大切にされているからこそ生まれたものなのですね。

「富山をもっとオモシロくしたい」という想いで仕事に取り組んでいらっしゃる正栄産業さん。
どの方もいきいきとお話されている姿が印象的でした。

正栄産業さん、ありがとうございました!