【vol.2】実施レポート:とやまのヒト、イマ、企業くらし・しごとツアー⑤

更新日:2017/11/08 15:10

2日目はがんこもん商店街と呼ばれる千石町通りの寿司正さんからスタート!

店長の山下稔さんが自ら氷見漁港で仕入れた新鮮なネタが自慢の寿司店です。今回は山下さんが移住旅行のためにスペシャル朝ごはんを用意してくださいました。

山下さんが考えてくださった富山の朝ごはん、いただきます!

富山では一般的なとろろ昆布おにぎり

握りの3種盛りも絶品です

みなさんの質問に答える山下さん

参加者のみなさん、1日目よりリラックスしている様子。山下さんへの質問が飛び交い、朝から楽しい朝食タイムとなりました。

通常は11:00から営業のところ、この日は特別に朝からお店を開けてくださった寿司正さん。どうもありがとうございました!

 

続いては、20年間建築を始めとした、生活文化に関わる事業を展開している正栄産業株式会社を訪問。市内にある店舗や施設を巡りながら、富山での暮らしについてお話を伺いました。

 

正栄産業株式会社を訪問した後は、2つのグループに分かれて郊外カフェ&生活関連施設めぐり。案内人は株式会社エコロの森の森田由樹子さんと、フォトグラファーの徳光典子さんです。

 

森田さんが案内してくださったのは富山県を東西に二分する呉羽山のある、呉羽周辺。

まずは無添加非加熱のはちみつを生産している、「はちみつや」の池田薫さんを訪ねました。

お庭には自家用に育てているりんごや梅などの果物の木もたくさん。ご自分で生産したはちみつを販売するだけではなく、ワークショップを開催したり、ご自宅をホームビジェットにされている池田さんの取り組みが印象に残った参加者の方も多かったようです。

池田さんのお庭にみなさん興味津々です

富山市舞台芸術パーク内にあるカフェ、呉音

ランチは富山市舞台芸術創造パーク内にある呉音(クレオン)にて。こちらは建築家の隈研吾氏が設計したことでも有名なカフェです。

ランチの後は森田さんの呉羽オススメスポットを巡り、あいの風とやま鉄道で富山駅へ向かいます。

 

電車を待つみなさん

土遊野代表の河上めぐみさん

富山駅では富山産の商品を販売するアグリマルシェが開催されていました。第2回の移住旅行で訪ねる、土遊野さんの出展もあり、みなさん買い物を楽しんでいらっしゃいますね。

森田さん、素敵なスポットをご紹介いただきありがとうございました!

 

 

徳光さんには、ご主人と経営する紅茶の店アナザホリデーがある岩瀬周辺を案内していただきました。

まずはポートラムに乗って岩瀬浜駅へ。

徳光さんと待ち合わせ場所は、ポートラム終点の岩瀬浜駅です

お住まいは入善町の徳光さん。お店のある岩瀬でも近所の方と交流があるそう

まずは大工一元の代表、新迫弘康さんのご自宅を訪ねました。

岡山県出身の新迫さんは富山国際職藝学院の一期生で、岩瀬の古い建物の再生にも携わっていらっしゃいます。この日は、リノベーションしたお子さんのお部屋も拝見!

徳光さんとの息もぴったり

徳光さんがご主人と営む紅茶の店アナザホリデーにもお邪魔しました。

お店をオープンする際のお話や、地域の方との交流など興味深いお話が盛りだくさん。徳光さんは岩瀬の街並みに一目惚れし、ここでお店をオープンすることを決めたそうで、工事を始めた当初から、ご近所の方の雰囲気も良かったんだとか。

味のあるアナザホリデーの看板は手作りです

慶集寺の住職、河上朋弘さん

ボリュームたっぷりの定食

ランチは1954年創業の食堂 天保。江戸時代に建てられた土蔵を改築したお店で、海鮮丼や天ぷらの定食などをいただきました!徳光さんの「洗濯物が乾かない!」という富山のあるある苦労話で盛り上がる場面も。

徳光さん、楽しい岩瀬ツアーをありがとうございました!

 

みなさんの感想でホワイトボードが埋め尽くされています

2つのグループに分かれて、散策した後は、「とやままちなか研究室 MAG.net」で2日間のふりかえりを行いました。

たくさんの場所や人との出会い、交流があった2日間。「観光旅行ではわからないところも見ることができた」「具体的なイメージがわいた」「家が広くて安い」などみなさん得るものがあったよう。移住についてはもちろん、暮らしに対する考え方を見直すきっかけにもなったのではないでしょうか。

 

移住旅行はあと3回続きます。次は農+食とやまのさとやまくらし・しごとツアーです。

お楽しみに!