【経過報告】 2拠点生活の入り口がここに(つくる企てる:出会う人と訪問先のご紹介)

更新日:2017/02/14 19:36

COMMA,COFFEE STANDから徒歩3分の喫茶店・HERA。「ここもめっちゃおすすめの場所!」中でお茶をしている知り合いを発見(笑)。

とやま移住旅行の1つめのコース、【つくる・企てる くらし・しごとツアー】の経過報告第5弾です。
富山県西部(県民は「呉西(ごせい)」と呼びます)を中心に、新しいしごとを生み出している方々とその周辺を巡るコースです。

移住してすぐに仕事を起こすっていうのは、なかなかハードルが高いですよね。「起業家に会っても、自分には関係ない…」と思っているそこのあなた!!!

今の働き方や暮らしをすぐにシフトできない方であればあるほど、今回のコースの起業家さんに会うといいことがあるかも!

…それは、今の場所に居ながらにして、【新しい働き方】【新しいつながり方】の可能性が広がるということ。

高岡コースの散策ルートを練る大菅さん。半径約300メートル圏内のプチ移動ながら、おすすめのお店、面白い人などに出会える、密度の濃い散策となりそうです。

高岡コースで一緒にまち&お買い物散策のガイドをしてくださる大菅 洋介さんは、東京からのJターン。

設計事務所を主宰されつつ、荒物店店主でもあり、コーヒースタンドの経営者でもあります。ほかにも、地元まちづくり拠点の運営会社を立ち上げたり、地元・伝統産業青年会のメンバーだったり。ご近所の方が「床の間直してほしい…」と言えば、工具を片手に修理したり…。「自分で何をしているか、一言でいえない」んですね。(射水コースも南砺コースもそういう方、多いです。)

大菅さんが設計・施工したCOMMA,COFFEE STAND。バリスタの奥様がお店を切り盛りしています。高岡コースのランチはここ。

大菅さんが設計・施工を手掛けたご近所のお菓子屋さん「源色」さん。昨年11月にオープンしたばかりのお店には地元食材を使った和テイストの洋菓子が!オーナーパティシェの芝さゆりさん(京都からUターン)にも会えます。

今の時代に地方で起業する人は「仕事」のとらえ方が柔軟です。それに、地域の風土や人々の気質と折り合いながら日々暮らしているので、しなやかでノリもいい。

主たる技術や専門性は持ちつつも、想いやニーズによって、それらを【とても柔軟に使ったり広げたり】して活動している方なので、たとえば、あなたが今持っているスキルや特技やセンスを少し見せることで、彼らと一緒に「何か新しい動きをつくることができる」可能性が高いのです。

例えば、「これから力を入れたいプロジェクトのこの部分、関わってくれない?」とか「月イチで手伝ってくれない?」という話だってできてしまうのです。

…つまり、いきなりの移住や従来の職探しに抵抗を感じている方には、自分のもっているチカラを少しだけ地方にシフトしつつ、つながりをつくっていける可能性が大いにあるのです。

「就職」と「起業」の間、「パラレルキャリア」のお試しを地方ですることから始めて、少しずつ地域を理解してから、後々は起業!という方法もアリですよね。

また、今回めぐるところで、ひそかに求人しているところは少なくありません。大きなお金をかけてPRはできないけれど、【自分たちの活動や感覚に共感できる仲間】は、地域の人々が常に求めているのです。
いきなり扉をたたくのは難しいけれど、こういう機会だから得られるご縁がいっぱい転がっている「つくる・企てる」ツアー。

仕事場や暮らしぶりを見て感じるだけで終わりはもったいない!
「富山に仕事ができる」「富山に仲間ができる」…そんな機会にもしたいと思います。

この「つくる・企てる くらし・しごとツアー」の
お申込み期限は、2/20までですので!お早めに!
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現在、富山県内の移住者の総力を挙げて、
スペシャルコンテンツを企画・調整中!
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【コース1】地域おこし・起業コース
 「つくる・企てる くらし・しごとツアー」
 2017年2月25日(土)~26日(日)
※このコースのお申込み期限は2/20まで!お早めに!※
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2/25(土)集合時間目安(富山空港 9:15、富山駅9:45)
2/26(日)解散時間目安(富山駅15:30、富山空港16:00)

ツアー詳細はこちら/お申込みはこちら
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定員15名
参加費:おひとり10,000円(1泊4食・移動つき)
※富山までの旅費交通費は各自ご負担ください。
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お菓子屋の「源色」さんで、ご近所さんとお家の改装の話に。お菓子買いに来たのに、いつの間にか立ち話になって、いつの間にか仕事につながっているお買い物の一コマ。

市街地の6割が焼けたという明治33年の大火で、唯一残ったのがこの土蔵の建物。そこから、土蔵造りの街並みがつくられて行ったそう。立札も何もないけれど、大菅さんのおかげで、大切な歴史のひとつを知ることができました。